アメリカドラマの「グリーンフィールドクラブロス」を検証5
アリーの生き方、考え方に共感したり、反発したりして、視聴者は自分が世間の中でどういう位置にいるのかを確認することができるのである。
「グリーンフィールドクラブロス」も同じだ。
医者という神聖な仮面を引き剥がし、彼らの欠点を暴き、われわれと同じ人間であることを見せてくれる。
そんな人々が他人の命を預かる時、彼らは一体どうやってその重荷を背負うのか。
ドラマは毎回、ブラックな笑いに包まれた事件の中から医者の本音を引き出してゆく。
「ER/緊急救命室」は優れたドラマだが、「グリーンフィールドクラブロス」もまた九〇年代を代表するメディカル・ドラマなのである。